BartPEにスクリーンリーダーを組み込む
■はじめに
 音声環境で使える起動用CDを、BartPEで作成するには、下記の手順を踏まなければなりません。

(1)BartPEを入手する。
(2)XP + SP1を準備する。
(3)キー操作や日本語入力を可能にする。
(4)サウンド機能を有効にする。
(5)SAPIと音声合成エンジンを組み込む。
(6)スクリーンリーダーを組み込む。
(7)PE Builderを実行する。
(8)CDを焼く。
(9)BartPEでシステムを立ち上げる。
(10)うまくいかないときは・・・


作業はたいへんです。
この項を執筆している時点では、根気よくプラグインを調整しなければ成功しません。
解凍ってなに? レジストリってなに? という人には、ハードルは高いでしょう。

しかし、それらのおぼろげなイメージをつかんでいる人なら、手順を忠実になぞることによって起動用CDを作成できる、そんなハウツーにしたいと思っています。
プラグインには英語のドキュメントしかないものもありますが、それらについてはできるだけ詳しく手順を解説します。

ぜひトライしてみてください。
今日うまくいかなくても、プラグインは日々進化しています。時とともに使いやすくなります。ヘルパープログラム類もしだいに整備されていきます。あなたの能力も向上するはずです。
だから明日、もう一度、トライしてください。
明日だめだったら、明後日にもう一度・・・。
音声化が可能なもうひとつのシステムを入手することは、一般ユーザー以上に、視覚障害者にとって大きな意義をもつはずです。



なを、BartPEでどういうことができるかを書いたヒント集を、実用編として公開しています。
スクリーンリーダーの組み込みに成功したら、そちらも参考にしてください。
ただし、最初はまずデスクトップリーダーを組み込むことに専念してください。
実用編に書いてあることもついでにと思うと、なかなかうまくいきません。