332氏制作のプラグインです。
海外ではXPEを使うことが多いですが、日本ではこれが標準です。
日本語との親和性を考慮すると、特別な理由がない限りExplore&IEを使ってください。
これを組み込むことで、タスクバーとスタートメニューのあるデスクトップになり、通常のWindowsと同じようなキー操作が可能になります。
解凍すると、z_ExplorerIEというフォルダに展開されます。
これを使うには、ふたつ手続きが必要です。
ひとつは、
C:\BartPE\Plugin\z_ExplorerIE\all users\Application Data\Microsoft
にMMCというサブフォルダが存在しているかを調べてください。
もし存在していていなかったら、空でいいですからMMCサブフォルダを作成してください。デバイスマネージャーを機能させるために必要です。
存在していたら、なにもする必要はありません。
他のひとつはwinlogon.exeの作成です。こちらは少し手間がかかります。
手順は、
(1)無印のXPディスクでも、スリップストリームで作成したXP+SP1ディスクでもいいです。CDドライブに挿入してください。オートランが機能して、XPのインストール画面になりますが、これをALT+Xで「終了」します。
(2)z_ExplorerIEフォルダにあるwinlgon.cmdを実行します。
(3)するとコマンドプロンプトが開き、次のようなメッセージが表示されます。
Windows XP、またはWindows Server2003のCDが入ったドライブのドライブレター(例:E)を入力してエンターしてください。
Drive:
そこでCDドライブのドライブ文字を押してENTERです。
(4)コマンドプロンプト上のメッセージが下記に変わります。
Windows XP 無印(非SP1)のCDは1、Windows XP SP1のCDは2, Windows Server 2003のCDは3を入力してください。
1 or 2 or 3:
そこで、1または2を押してENTERです。
(2003Server評価版を使っているときは当然3です。
その2003Server評価版が英語バージョンの場合、おそらくCRCエラーが出てうまくいかないと思います。どうしても英語バージョンしか使えないときは、通常はバイナリーエディッタで編集します。しかしバイナリーの編集は視覚障害者には困難が伴います。そのときは筆者までご連絡ください。)
「正常終了」というダイアログボックスが出るはずです。コマンドプロンプトはなにかキーを押せば閉じます。閉じなければALT+F4で閉じてください。
以上の操作はブラインドタッチで可能だと思います。
これでExplore&IEの準備は整いました。
これらはプラグインではありません。
Explore&IEの付属ドキュメントに説明がありますが、ISOイメージを作るとき、PE Builderに付属するデフォルトのmkisofs.exeとcygwin1.dllでは、日本語の文字化けが発生します。
日本語対応版に変えなければなりません。
http://popup3.tok2.com/home2/waaaamc/file/mkisofs-iso4nls.zip
から、mkisofs-iso4nls.zipをダウンロードし、解凍後、そこに含まれるmkisofs.exeとcygwin1.dllで、C:\BartPEにある同名ファイルを上書きしてください。
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Bay/4686/Plugin.html?
からダウンロードできます。
日本語の文字化け解消とIME入力が可能になります。
解凍して展開されるフォルダはJapanese207です。(将来変化するかもしれません)。
特別な作業は不要です。