332氏作成のプラグインです。
230氏がmailtoに対応するよう改良したバージョンもありますが、ここでは元のプラグインで説明します。(mailto対応バージョンでもほとんど同じですが、RegistryExpanderが必要です。)
プラグインは、
http://popup3.tok2.com/home2/waaaamc/plug.html
の、上から3分の2ぐらいのところにあります。
ダウンロード後、BartPEのプラグインフォルダにディレクトリ付きで解凍すると、nPOPというサブフォルダに展開されます。
ここで少し作業が必要です。
(1)nPOPのファイルをコピーする。
nPOPをインストールしているディレクトリから、下記ファイル(存在しているものだけ)を、nPOPプラグインのフォルダにコピーしてください。
NPOP.EXE
NPOP.INI
SAVEBOX.DAT
SENDBOX.DAT
ADDRESS.DAT
ADDRESS.LST
(2)コピーしたNPOP.INIファイルを編集する。
[GENERAL]
DataFileDir=
となっているのを、
[GENERAL]
DataFileDir="B:\nPOP"
とします。
つまりラムディスクをデータファイルディレクトリとして使うように指定するわけです。(CDには書き込めませんから)。
(3)autorun_npop.cmdというファイルを作成する。
PE上でアドレス帳を利用するためには、データファイルディレクトリの変更にあわして、関連ファイルをB:\nPOPディレクトリにコピーしておかなければなりません。
notepadなどのエディッタで次の5行を書き、それをautorun_npop.cmdという名前をつけて、nPOPプラグインのフォルダに保存してください。
MD B:\nPOP
copy %SystemDrive%\Programs\nPOP\address.lst B:\nPOP
copy %SystemDrive%\Programs\nPOP\savebox.dat B:\nPOP
copy %SystemDrive%\Programs\nPOP\sendbox.dat B:\nPOP
Exit
(4)nPOP.infファイルを編集する。
PE起動時に、(3)で作成したautorunを働かすため、[SourceDisksFiles]セクションに次の1行を加えます。
autorun_npop.cmd=2
またnPOPの状態によっては、存在しないファイルをコピーしようとして、ISOイメージ作成が失敗します。
そこで、[SourceDisksFiles]セクションの記述を少し変えます。
デフォルトでは、
[SourceDisksFiles]
nPOP.lnk=b,,1
address.dat=a,,1
address.lst=a,,1
npop.exe=a,,1
npop.ini=a,,1
savebox.dat=a,,1
sendbox.dat=a,,1
となっていますが、それを、
[SourceDisksFiles]
nPOP.lnk=b,,1
address.dat=a,,4
address.lst=a,,4
npop.exe=a,,1
npop.ini=a,,1
savebox.dat=a,,4
sendbox.dat=a,,4
autorun_npop.cmd=2
とします。
4は存在しなければコピーしなくてもよいという属性です。
そして末尾にautorun_npop.cmd=2を加えています。
以上です。